岩崎バックス

 

 

 

犬種:トイプードル

年齢性別:17歳半  オス  2004年8月2日生まれ

体重:5.5kg

病歴(メラノーマ以外):

特に大きな傷病歴はありません。血液の状態も年齢の割には良い方と思います。(添付。血液検査表)

重度の歯周病があります。

右片目はブドウ膜炎と網膜剥離により失明しています。その眼跡空洞内にマイボーム腺腫が増殖しています。

血滅・生化学検査(犬)
病理診断書

 

メラノーマ発症の経緯:

  • 2022年1月1日:歯肉(右下顎、犬歯の外側)に15mm程度のコブを発見しました。
  • 同年1月15日: そのコブ部分を丸ごと切除し、すぐに地元の主治医経由で、病理検査しました。(添付。病理診断書)
  • 同年1月15日〜2月7日:その後、すぐに、下記のような治療(ヒト用の抗がん剤)しましたが、いずれも副作用のため断念。
  • 現在:現在は、メラノーマについて、一切の治療をしていません。
  • 添付の画像は、本日2月12日現在の撮影です。1月15日の切除時と同じ位置に、残念ながら、当時よりも大きなサイズでコブが復活しています。長手方向のサイズは、25mmぐらいになっています。また、歯列の内側にも腫瘍が出現し、歯列を挟むような状態になっています。下顎骨への浸潤は不明です。

 

試みた治療1) 1月15日〜25日    タフィンラー + メキニスト 投与(経口)

  • 4回も歯肉から大量出血したため投薬中止(点滴はせず)

 

試みた治療2) 1月15日および2月7日  テセントリク 5cc 投与(静脈)

  • 1月15日 5ccを全量投与
  • 2月7日 アナフィラキシーショック発生。途中1ccで投薬中止

 

 

 

高齢犬なので根治よりはQOL優先で、と頑張っています。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴院のブログからの転載:

免疫力をアップ

  1. 犬インターフェロン(インターDOG)
  2. 丸山ワクチン(アンサー、ゼリア新薬工業)
  3. シメチンジン(本来胃潰瘍の薬であるが、免疫調節作用を持つ)

 

ブレーキをはずす

  1. パラディアPlladia(トセラニブ)という分子標的薬
  2. ピロキスカム(非ステロイド系抗炎症薬だが、プロスタグランディンE2を抑えて転移を抑制する。バキソカプセル。富士フィルム富山化学。
  3. ルペオール注射(悪性腫瘍におけるNF-kB)と呼ばれる細胞核内の炎症を引き起こしている分子を抑える働きをする。
  4. スチリペントール stiripentol(人の小児科における抗てんかん薬)乳酸脱水素酵素阻害剤、メラノーマでは乳酸が免疫細胞の侵入を阻害するので、これをブロックする薬です。
  5. オメプラゾール(骨に浸潤している場合。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、Zollinger-Ellison症候群)
  6. クロピドグレル